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University of Tsukuba Night 2024をボストンで開催
9月5日、University of Tsukuba Night 2024(主催:筑波大学、後援:在ボストン日本国総領事館)を、米国ボストン Cambridge Innovation Center(CIC)にて開催しました。本学が主催でCICにて開催するのは2019年に日本の大学で初めて開催したのに続いて2回目です。
世界のイノベーション発信基地として位置付けられるボストン地域において、筑波大学と、海外連携校の大学発ベンチャー創発と支援活動を広く広報し、大学のプレゼンスをさらに高めるとともに、新たな連携を構築することを目的としており、本学発ベンチャーを始め海外連携校であるCampus-in-Campus校(CiC校)発ベンチャー4社を含めて11社が、ボストン近隣の投資家に対してピッチを行いました。
最初に永田 恭介 筑波大学長の今回のイベントの趣旨、参加企業等を紹介するビデオメッセージが披露されました。その後、在ボストン日本国総領事館 高橋 誠一郎 総領事(代読:浅見経済領事)から及びマサチューセッツ工科大学(MIT)のMaria Zuber MIT 大統領科学技術政策顧問のご挨拶があり、このイベントに対する期待が述べられました。
会場はイベント開始時には満席となり、立ち見が出るほど盛況でした。
また、中内 靖 産学連携担当副学長から、本学のこれまでの取組について紹介があり、続いて、各ベンチャー企業からフラッシュトークセッションにおいてピッチが行われ、出席した約500人の投資家等と活発な質疑応答が行われました。
続いて行われたネットワーキングでは、ピッチを行った各ベンチャーの代表者が来場した投資家等と個別に意見交換をする姿が見られ、日系企業のボストン現地法人の方から詳しい説明を求められるといったベンチャー企業もあるなど、各ベンチャーへの今後の投資が期待されるイベントとなりました。
また、日本からボストンの大学へ留学している日本人の学生も来場しており、「筑波大学がこのようなイベントをアメリカでやっていることに刺激を受けました」と話に来る学生がいるなど、このイベントはアメリカに留学している日本人学生にも大きな刺激を与えました。
筑波大学は今後もこのようなイベントを通して、大学発ベンチャーの成長を支援していきます。