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筑波大学マレーシア校にマハティール元首相が訪問

筑波大学マレーシア校にマハティール元首相が訪問

筑波大学マレーシア校の開校を記念して、9月3日、マレーシア・マハティール元首相を招待し、新入生およびマレーシア校教職員等を対象にした講演会を開催しました。

マハティール元首相は講演で、1961年に初めて日本を訪問されたとき、戦後復興直後の中、日本国民は困難な時でさえ国の再建のために懸命に働き、史上例を見ない程の経済発展を遂げた背景には、日本の規律と勤勉さが大きく影響していると感じたと述べました。また、日本の大学がマレーシアに設立されることによって、マレーシアやその周辺国の学生が日本の文化的価値や日本的な物事の進め方、規律、勤勉さ、献身などを学び、そうした人材の育成がマレーシアに恩恵をもたらすと述べました。

講演会の様子
講演会の様子

講演に引き続き、マハティール元首相は本学の新入生、マレーシア校教職員及びマラヤ大学関係者からの質問に答えました。双方向コミュニケーション型の講演会は、終始和やかで、かつ友好的な雰囲気の中で行われました。

講演会の様子

筑波大学はマレーシア校の設立を通じて、学生に学問的な成長を促すだけでなく、筑波大学マレーシア校で学ぶ日本人とマレーシア人学生のみならず、教職員が現地の高等教育機関との交流を通じて、互いの考え、立場、価値観などを理解し合うことが可能です。マレーシア校は、日本-マレーシア双方の価値観を尊重する場として機能することが期待されています。