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TGSW2024開幕 プレナリーセッションが開かれる
筑波大学が主催し、2年ごとに開催しているTsukuba Global Science Week 2024(TGSW2024)。10月2日午前、本格的な開会を告げるオープニング・プレナリーセッションが、筑波大学大学会館で開催されました。
冒頭の挨拶で、永田 恭介 学長による参加者への謝意、新構想大学として開学された筑波大学の歴史、それに地球規模の課題を解決するために国を越えて協調していく必要性を語りました。また、本学と協定関係にあるドイツのボン大学 ミヒャエル・ホッホ 学長からの挨拶もいただきました。ボン大学は、ドイツ国内で卓越した大学に与えられるUniversity of Excellenceとなっています。様々な研究分野や国際的連携の強化に取り組んでいる大学の様子を紹介いただきました。
続いて、谷口 智彦 筑波大学特命教授による基調講演が行われました。テーマは「境界だらけの世界における科学:地政学的な研究とイノベーションに与える影響」と題したもので、1980年代から進んでいくグローバライゼーションと、中国や中東情勢などの様々な世界情勢についての現状と今後などを語っていただきました。
9月30日から10月4日の5日間、筑波大学ならびにオンラインにてTsukuba Global Science Week 2024(TGSW2024)を開催しています。
TGSWは、筑波研究学園都市を拠点とする国立の研究機関や海外の協定校を含め、世界の研究者との交流の場として筑波大学が開催しているもので、今年で13回目を迎えました。9月30日にオンライン主体で始まり、10月2日から4日までは、筑波大学内を会場として、対面開催のセッションが開催されます。随時参加が可能ですので、どうぞご参加ください。