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EU世界展開力強化事業 キックオフシンポジウムを開催

5月20日、筑波大学EU世界展開力強化事業「ナノ・量子・情報・生命分野融合の国際連携教育プログラム」のキックオフシンポジウムが筑波大学中央図書館集会室において開催されました。
同プログラムは、文部科学省公募事業であり、本学理工情報生命学術院とEU域内にある6つの交流相手大学(グルノーブル・アルプ大学、ボルドー大学、ルール大学ボーフム、ボン大学、ルーヴェン・カトリック大学、ユトレヒト大学)との間で主に修士課程の学生の交流を促進し、分野と国境を越えて世界のイノベーションを担う人材へと成長することを目指す教育プログラムです。
当日はシンポジウムの開催前に交流相手大学と本学学生との交流を目的としたプレ・イベントを1A棟2階スチューデント・コモンズで開催し、本プログラムの交流事業に興味のある学生約30名が交流相手大学のブースを訪れ、各大学の説明に熱心に耳を傾けていました。

午後から開催されたシンポジウムでは、加藤 光保 教育担当副学長の開会挨拶、プロジェクトリーダーである黒田数理物質科学研究群長から本事業の概要が紹介されました。その後、日本学術振興会ストラスブール研究連絡センター長である高木 敏行 先生による基調講演が行われ、さらに交流相手大学の代表者による大学紹介及び国際交流に関するプレゼンテーションが続きました。

シンポジウム終了後は1A棟2階スープファクトリーにおいてレセプションを開催し、終始和やかな雰囲気のもと活発な意見交換が行われ、非常に有意義な時間となりました。
今後、本プログラムの本格始動に向けた交流相手大学との連携強化がさらに期待されます。
