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筑波大学ビジネス交流会「学長を囲む会」をインドで初開催 ― グルガオンにて産学連携の新たな一歩

7月3日、筑波大学はインド・グルガオンにて、記念すべき第1回筑波大学ビジネス交流会「学長を囲む会」 inインド を開催しました。本会には永田 恭介 学長、金保 安則 大学執行役員(事業・リレーション担当)をはじめとする大学関係者6名が出席し、現地の企業関係者や筑波大学の卒業生など36名、あわせて42名が参加しました。
今回の会合は、筑波大学とインドの産業界・人的ネットワークとの新たな連携の可能性を模索する貴重な機会となりました。「学長を囲む会」は2009年10月に日本国内で初めて開催されて以来、300社以上の企業・団体と連携を築いてきましたが、インドでの開催は今回が初となります。
会の冒頭では、永田学長より筑波大学の最新の教育・研究活動、ならびに国際展開についての紹介が行われました。続いて、金保大学執行役員からは、「学長を囲む会」の概要とともに、本学の産学官連携の取り組みや今後の展望が共有されました。


会の後半では、参加者との活発な質疑応答と交流が行われ、研究開発や人材育成に関する協力、スタートアップとの連携、インドと日本の産業界を結ぶ新たな枠組みづくりなど、さまざまなテーマで意見交換がなされました。
永田学長は講演の中で、
「近年のインドの成長力と多様性には大きな可能性を感じている。
今後も継続的に対話と交流を重ね、互いにとって実りある連携関係を築いていきたい」
と述べ、国際的な連携を通じたイノベーションと社会貢献の重要性を強調しました。
本会は、筑波大学にとってインドにおける新たな産学連携ネットワークの起点となるものであり、今後の展開が大いに期待されます。筑波大学は今後も世界各地での連携を広げ、グローバルな課題解決に貢献する大学としての役割を果たしてまいります。
