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T-ACT Welcome Fest 2025 -つくばアクションプロジェクト活動報告会・新入生歓迎会- を開催

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筑波大学つくばアクションプロジェクト(以下、T-ACT)推進室が主催するT-ACT Welcome Fest 2025-つくばアクションプロジェクト活動報告会・新入生歓迎会-を、6月11日、17時から総合研究棟B112室にて開催しました。本学学生111名、教職員20名、学外参加者15名の計146名が参加し、盛況のうちに終了しました。

当日の会では、2024年度に活動を行った企画の中からT-ACTアクション(学生中心の活動)10件とT-ACTボランティア(地域団体中心の活動)1件の活動報告が行われ、合計11件の活動が報告されました。創意工夫しながら自身の「やってみたい」活動を企画立案・実行していく中で様々な出来事があったと想像されますが、理想的にはできなかった部分も含め自らの経験として生かす学生の姿が伝わる活動報告となりました。

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T-ACTアクション企画の発表では、環境問題やジェンダーに関する問題意識や障がいのある方に配慮した活動といった社会問題に関心を持って始まった活動から、写真や紅茶など自分が好きなものごとにこだわって交流を図る活動など、筑波大生ならではの視点で考えられる様々な分野から活動が展開されました。

最優秀賞に輝いた企画「旧宿舎からの脱出」は、廃墟の新たな価値を発信することを目的に、「リアル脱出ゲーム」を企画した革新的な活動でした。謎解きサークルや芸術専門学群の学生など複数のコミュニティとのコラボレーションを通じ、様々なスキルや人間関係を発展させることができた活動であったといえます。ボランティア活動についても、ボランティアに参加した学生1名による報告が行われました。クリスマスイブのサンタ活動を通じて、活動に関わる全ての方が笑顔になる様子が報告され、今後予定されているボランティア活動の紹介も行いました。

イベントの後半ではポスター発表及び情報交換会を設け、発表者と参加者間とで積極的な質疑応答や交流がなされました。今年度も昨年度に引き続き新入生歓迎会を兼ねて開催しましたが、多くの新入生が参加され、発表者との熱い議論をしたり、様々な立場の参加者との間で交流を深めたりすることができました。地域の方々の参加も多く、地域の方々と学生との積極的な交流が見られるなど、筑波大学と地域との交流を深める機会にもなりました。

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最後に、発表学生に対し、T-ACTにおいて優れた活動に対してつくばアクションプロジェクト表彰を行い、併せて学生の「やってみたい」実現のためにご尽力いただいた本学教職員や地域団体に対し、感謝の意を表する賞をお贈りしました。

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T-ACTとは、学生の自主活動、社会貢献活動への自発的な立案・実施・参加を促進する、筑波大学独自の人間力育成支援事業です。今年度も既に16件の企画が活動していますが、皆さんの「やってみたい」を実現させるために、企画のプランナーだけではなく、運営スタッフや参加者など、多様な立場からのご参加をお待ちしています。

詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.t-act.tsukuba.ac.jp/project/