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ジャーナリストカフェ in 筑波大学 開催
11月2日、筑波キャンパスの体育・芸術エリア大講義室で、テレビ朝日報道ステーションのキャスターでジャーナリストの大越 健介 氏が、激変する情報・メディア環境の中で健全なジャーナリズムを守ることを目指し、全国各地の大学などと共に開催している「ジャーナリストカフェ」が、「雙峰祭」の最中に開催されました。
ジャーナリストカフェは、大越氏がモデレーターとなって、テーマに沿って様々なジャーナリストが語り合う、オープンタイプのイベントです。年に2~4回程度開催し、会場参加者との対話も重視しながら、ジャーナリストの役割を改めて考え、ジャーナリストを志す人たちへメッセージを発信し、未来のジャーナリスト育成につなげることを目指しています。
今回参加したジャーナリストは、元日本経済新聞政治部長でテレビ愛知取締役兼専務執行役員の丸谷 浩史 氏、朝日新聞の中田 絢子 氏、共催いただいた茨城新聞社からは茨城新聞の安ケ平 絵梨 氏、また筑波大学新聞からは、編集代表の鴨志田 公男 教授/サイエンスコミュニケーターと前編集長の川上 真生 氏でした。なお朝日新聞の中田氏は、学生時代に筑波大学新聞編集長でもありました。
今回は「メディアのあり方を考える」をテーマに、若者のみならず様々な世代に広がりつつある、新聞やテレビといった「オールドメディア」への不信感と、一方でネット上のSNSの一部で、事実が定かではない事象があたかも真実であるかの様に語られ、ネット上に広がっている現状の中で、オールドメディアとSNSメディアのそれぞれが抱える現在と未来を語り合いました。
今回のカフェでは、「SNSに色々書かれた場合、どこまで気にするべきなのか」、「オールドメディアとSNSの対立ではない」、「この問題について答えがある訳ではない」など、様々な意見もあり、議論が白熱した会場は大いに盛り上がりました。