English

NEWS

筑波大学ジャズ愛好会創立50周年記念交流会を開催

会場の様子の写真

11月29日、筑波大学の「ジャズ愛好会」が今年創設50周年を迎えたことを記念して、「筑波大学ジャズ愛好会創立50周年記念交流会@つくば」を開催しました。

会場のホテル日航つくばには、各地から幅広い年代のOBOG約80名と、現役学生約30名の総勢110名以上が集まり、ジャズを通して交流を深めました。交流会はこれまでも定期的に行われていましたが、50周年の今年は多くのOBOGが参加できるよう特別に2か所で実施され、9月の東京会場を経て、この度つくばでの開催に至りました。

交流会は創設当時のメンバーである武石 晃 さん、角田 肇 さん、桃井 游堂 さんによる乾杯で幕を開けると、現役会長である長谷川 和輝 さんにマイクが渡され、参加者への感謝が伝えられました。続いて、OGで現在本学の理事を務めている伊藤 久美 さんが、現役学生を支援するOBOGに感謝の言葉を伝え、大学の公式グッズの紹介と継続的な寄付の協力を呼びかけました。

交流会の写真
写真
(愛好会OGの伊藤 久美 理事)

会場では参加者が懐かしい仲間との久しぶりの再会を喜び、食事をしながら、最年長と最年少の差が46歳にもなる5つの有志バンドの演奏を楽しみました。また後半のセッションタイムでは、ジャズセッションの人気の定番曲"There will never be another you"など5曲が披露され、世代を超えて一緒に音楽を奏でることができるジャズの醍醐味を味わいました。

写真
交流会の写真
写真
写真
(ジャズ愛好会名物の「裏一本締め」)

演奏以外にもさまざまな企画があり、スクリーンには学内での練習風景など50年間の思い出の写真や、当日会場に来られなかったOBOGから届いたメッセージが映し出され、現役学生に向けて「音楽は続けることに意味があります。頑張って!」といったエールが送られました。スライドショーの最後は、現役学生からOBOGに対する感謝の言葉と、「これからも、それぞれのステージでそれぞれの音を重ね続けていけますように」というメッセージで結ばれ、愛好会の固い結束がうかがえました。

閉会の挨拶では、現在愛好会の顧問を務めている松山 茂 講師(生命環境系)が「OBOGの皆様は引退したらつくばにジャズ喫茶を作ってください」と笑顔で話し、愛好会の枠を越えたつくばの街全体における音楽文化の発展と、今後も現役学生とOBOGの交流が永く続くことへの願いを込めて、ジャズ愛好会名物の「裏一本締め」で締められ、交流会は大盛況のうちに閉幕しました。

ジャズ愛好会は本学が開学して間もない1975年に創設され、「ジャズを極めるのではなく、ジャズを聴くことが好きなメンバーも集い音楽を楽しむこと」を目的とし、「研究会」ではなく「愛好会」と名付けられました。その経緯から、楽器を触ったことがない学生も歓迎する伝統がいまも受け継がれており、学生が日々練習に励みながら、年4回ほどの演奏会や夏合宿、雙峰祭でジャズ喫茶を企画するなど活発に活動をしています。

写真