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附属病院病棟Bが令和7年度耐震改修優秀建築賞を受賞

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(受賞者(中央:筑波大学施設整備課長 森 洋子))

筑波大学は2月27日、「令和7年度耐震改修優秀建築・貢献者表彰(主催:(一財)日本建築防災協会、後援:国土交通省)」において、「附属病院病棟B」が耐震改修優秀建築賞を受賞しました。同賞は、耐震改修を実施した既存建築物のうち、特に耐震性、防災・安全性、意匠等に優れた建築物及びその関係者を表彰し、広く公表することにより、わが国の既存建築物の耐震改修の促進に寄与し、健全な建築ストックの形成に貢献することを目的としています。

筑波大学附属病院では2012年度から附属病院の再開発事業を推進しています。2024年7月に完成した「病棟B」改修について、筑波大学と設計・施工者である(株)大林組が共同応募し、書類審査及び現地調査・ヒアリングを経て受賞が決定しました。

主な受賞理由としては、一般的には建物基礎の下に設置する免震層を、既存建物の状態に合わせて地下階を2層に分け、その中間層に免振装置を設置する「中間免振構造」としたことがあります。また、建物平面形状がW型であるため立体解析でねじれの影響等を確認したほか、一部の免震装置に生じる大きな引抜力に対応する「引抜力制御ベースプレート」や巨大地震時の中間層の過大変形に対応する「免震フェンダー」を採用して耐震性を強化しました。併せて病室の再配置等を行い、患者及び医療スタッフの利用環境改善や設備更新による省エネルギー化も図ったことなど、厳しい制約条件のもとで病院機能を維持しながら改修を実現した点が評価されました。

※(株)大林組の構造設計者である岸 浩行 氏(写真(受賞者)の一番左)は本学の卒業生(1990年3月第三学群基礎工学科卒業)です。

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((一財)日本建築防災協会 杉藤 崇 理事長より表彰状授与)
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(賞状)
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(賞牌)
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(病棟B(北東側外観))