NEWS
光量子顕微鏡テストベッド構築のお知らせ
筑波大学微生物サステイナビリティ研究センター(MiCS)と、産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)は、内閣府のBRIDGEの事業として共同で開発した世界初の光量子顕微鏡のテストベッドを筑波大学生存ダイナミクス研究センター(TARA)の全面的な協力の下で構築し、同センターに設置しました。
本光量子顕微鏡は、G-QuATで開発された超伝導転移端センサを単一光子分光システムとして共焦点レーザー顕微鏡に組み込んだ顕微鏡です。これにより、観察に必要な励起光のエネルギーを大幅に低減でき、細胞の蛍光観察を低侵襲で行うことが可能になります。さらに、従来の光電子増倍管とは異なり、蛍光の波長データ(スペクトル情報)を取得できます。この特長を活かし、MiCSで開発された自家蛍光スペクトルによる細胞解析技術「CRIF」と組み合わせることで、無処理・非破壊・低侵襲で細胞の状態や種類を推定できる、新たな細胞観察技術の展開が期待されます。本テストベッドは、BSL2(バイオセーフティレベル2)および遺伝子組換え生物に対応した施設に設置しており、微生物から動植物細胞まで幅広いサンプルに対応可能です。
また、MiCSでは「微生物バイオコンソーシアム」を発足します。本コンソーシアムの研究・技術サポートを行うコンシェルジュ機能により光量子顕微鏡の普及と利用を促進し、技術情報の共有や成果の発信、連携機会の創出を進めます。
【関係機関】
筑波大学微生物サステイナビリティ研究センター
産業技術総合研究所量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター
筑波大学生存ダイナミクス研究センター
【関係機関】
MiCS事務室
admin.mics#@#un.tsukuba.ac.jp
(※「#@#」を「@」に置き換えてください。)