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筑波大学附属病院50周年式典が開催 ~地域と共に、最先端の医療を提供し続けて~
筑波大学附属病院の開院50周年式典が、10月10日午後に、つくば国際会議場で開催されました。
附属病院は、昭和51(1976)年10月1日に開院し、当初は15診療科、320床でスタートしました。現在は、40診療科、57診療施設、809床を備える病院へと発展しています。
今では、特定機能病院として発展するとともに、災害拠点病院に指定されるなど、高度医療の拠点、地域医療の拠点として、欠かせない存在となっています。
式辞で、平松 祐司 附属病院長(医療担当副学長)は次のように述べました。
「本院は開院当初から、診療科の垣根を越えた診療グループ制やカルテの中央管理など、患者さんを中心に据えた先駆的なシステムを取り入れてまいりました。
歴代病院長をはじめ多くの教職員が、それぞれの時代の課題と向き合いながら、患者さんや地域のために力を尽くしてきた歴史の積み重ねこそが、本院最大の財産であると考えております。」
「51年目を迎えるこれからは、社会のニーズに真摯に耳を傾け、社会との共生を図りながら、社会の皆様とともに、新たな医療の形や病院像を追い求めていく姿勢こそが大切であると、強く感じております。」
続いて、永田 恭介 学長が挨拶し、様々な課題に直面する現在の状況を踏まえて、附属病院の役割とは何かについても語りました。
「大学病院には高度医療の提供だけでなく、未来の医療を切り拓く研究と人材育成の拠点としての役割が一層求められています。地域社会から頼りにされ、世界に誇れる大学病院として、更なる発展を遂げることを期待しています。」
この後、来賓として、関 芳弘 文部科学大臣、大井川 和彦 茨城県知事の祝辞が代読され、茨城県出身の元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方である二所ノ関 寛 様からの祝辞と続きました。お弟子さん4名で相撲部屋を開設した当初、筑波大学内の土俵を借りて稽古場とするなど、筑波大学との縁を披露しながら、次のような祝辞を述べました。
「1年間、筑波大学に稽古場をお借りして、二所ノ関部屋の基盤を作りしました。そして、2年後に、今は横綱に昇進した大の里が入門しました。筑波大学で学んだ1年がなければ、今の相撲部屋はなかったと思います。筑波大学附属病院は、みんなに愛され、地域になくてはならない存在になっています。益々の発展を祈念しております。」
記念式典後には、本学人間総合科学研究科体育学専攻の修了生(体育学修士、現在は同大学院博士課程に進学)でもある工藤 公康 氏(福岡ソフトバンクホークス元監督)による記念講演会「勝ち続けるための組織マネジメント~選手の未来を見据えて~」が行われました。工藤氏が考える組織マネジメントの手法について、「プロ野球選手と医療従事者という異なる現場においても共通するものがある」と語り、参加者は熱心に耳を傾けていました。
筑波大学附属病院は開院50周年を記念して、新たなシンボルマークを制定しています。
公募から選定したものに、一部デザインを修正してできたものです。漢字の「心」を想起させるもので、人と人が支え合う、そして、患者さんに寄り添うHeartfelt Hospitalを目指して、次の50年に向けて、歩みを進めてまいります。